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マンションで安い光回線を7社比較しました。結論から言うと、月額の数字だけでなく「工事費の残債・違約金・キャッシュバック」まで含めた実質総額で見ると、今回比較した7社ではGMOとくとくBB光が基準になります。本記事では月額の安い順と総額の考え方、スマホセット割で順位が入れ替わるケースを順番に解説します。料金はいずれも各社公式サイトの税込表記です(2026年8月20日確認)。
結論:今回比較した7社ではGMOとくとくBB光が基準
結論から言うと、素の月額が最も安いのはソフトバンク光と楽天ひかりの4,180円ですが、総額まで見るとGMOとくとくBB光(GMO光アクセス)のマンション4,290円が基準になります。理由は3つです。
- ソフトバンク光は2026年12月1日から月額が一律330円上がる改定が告知されており、改定後は4,510円になる
- 楽天ひかりは契約期間・違約金・事務手数料が公式トップページで確認できず、総額を計算できない(申し込み前に公式サイトで要確認)
- GMO光アクセスは契約期間の縛りなし・解約違約金0円で、プロバイダ料・回線利用料込みの一本料金。いつ解約しても違約金の上乗せがない
ただしGMO光アクセスには2つの注意点があります。大手キャリアのスマホセット割がないため、対象キャリアの人は後述のとおりセット割込みで逆転することがあります。また独自回線ではないので、混雑時間帯の速度を最優先するなら独自回線のNURO光(縛りなし・違約金0円、ただし提供エリア限定)が比較対象です。
GMOとくとくBB光 公式サイトで料金を見る 口コミを見てみる
マンションプランの月額を安い順に比較
まず素の月額です。7社を安い順に並べると次のようになります。
| 回線 | マンション月額(税込) | 補足 |
|---|---|---|
| ソフトバンク光 1ギガ | 4,180円(2年自動更新) | 2026年12月1日から+330円の改定予告(改定後4,510円) |
| 楽天ひかり | 4,180円 | 契約期間・違約金は公式トップに記載なし。SPUポイント優遇あり |
| NURO光 2ギガ | 4,235円(2年割で2〜24ヶ月目は3,980円) | 2026年9月1日から新プランへ移行予定(後述) |
| GMOとくとくBB光 | 4,290円 | 縛りなし・違約金0円・プロバイダ料込み |
| BIGLOBE光 1ギガ | 4,378円(3年プラン) | au・UQのセット割対象 |
| ドコモ光 1ギガ タイプA | 4,400円(2年定期) | ドコモのセット割対象 |
| J:COM 光(N) 1ギガ | 5,258円 | WEB限定スタート割で3ヶ月間0円。In My Room対象物件は別料金体系 |
※NURO光は現行プランが2026年8月31日で新規受付を終了し、9月1日から新プランを提供開始すると公式に告知されています。上記は公式サイトの「2026年9月に予定している料金改定後」の表記にもとづく金額のため、申し込み時は必ず新プランの料金を確認してください。
実質総額の考え方:工事費・違約金・キャッシュバックまで含める
月額差が100円前後しかない以上、総額を左右するのは工事費の残債・違約金・キャッシュバックの3つです。
工事費の「実質無料」は途中解約で残債になる
どの回線も工事費(2〜4万円台)を分割し、同額を毎月割り引く方式のため、分割が終わる前に解約すると残りが一括請求されます。分割期間はGMO光アクセスが36ヶ月、BIGLOBE光1ギガが36回、NURO光と楽天ひかりが24ヶ月です。短期で引っ越す可能性がある人ほど、月額よりこの残債が総額に効きます。工事費そのものの金額はマンションの光回線工事の流れで一覧にしています。
契約期間と違約金で「やめやすさ」が決まる
| 回線 | 契約期間 | 解約違約金 |
|---|---|---|
| GMOとくとくBB光 | 縛りなし | 0円 |
| NURO光 | 縛りなし | 0円 |
| BIGLOBE光 1ギガ | 3年(自動更新) | 3,000円(不課税) |
| J:COM 光(N) | 2年(自動更新) | 3,850円 |
| ドコモ光 1ギガ(2年定期) | 2年(自動更新) | マンション4,180円 |
| ソフトバンク光(2年自動更新) | 2年(自動更新) | 割引前の月額利用料金相当額 |
| 楽天ひかり | 公式トップに記載なし。申し込み前に公式サイトで確認 | |
違約金は更新月とその前後に解約すれば多くの回線でかかりませんが、タイミングを管理する手間を考えると、縛りなしの2社(GMO光アクセス・NURO光)は総額の計算がぶれにくい構成です。
キャッシュバックは受け取り条件までがセット
額面だけで選ばず、受け取り時期と手続きの有無まで見てください。GMO光アクセスは全員対象5,000円+他社の解約違約金補助が最大60,000円(開通11ヶ月目に手続きして受け取り)、BIGLOBE光は1ギガで35,000円(12ヶ月目・手続き必要)、ドコモ光×GMOとくとくBBは最大88,000円(適用条件はLPのキャンペーン詳細で確認)と乗り換え時のdポイント最大100,000pt、J:COMは10,000円分、NURO光は10,000円(18ヶ月目)です。ソフトバンク光の公式の還元は工事費補填と月額割引が中心ですが、他社から乗り換える場合は「SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン」で解約金や端末残債に応じて最大100,000円が普通為替で戻ります(証明書の提出が必要)。受け取り忘れはそのまま総額の差になるため、手続き時期はメモしておきましょう。
スマホセット割があると順位が変わる
セット割は家族の対象回線1本ごとに毎月効くため、対象なら月額差より大きくなります。ドコモならドコモ光(対象プランで最大1,210円/月割引)、au・UQモバイルならBIGLOBE光(最大1,100円/月・BIGLOBE光電話の申込が条件)やJ:COM(プランにより550〜1,100円/月)、ソフトバンクならソフトバンク光(おうち割で最大1,100円/月・指定オプション550円/月〜への加入が条件)が候補です。一方、格安SIMなどセット割のない人は、割引をあてにせず素の月額と違約金で選ぶのが合理的で、その基準ならGMO光アクセスに戻ってきます。
状況別に選ぶ:安さ重視のおすすめ
ここまでの比較を状況別に整理すると次のとおりです。
縛りなしで一番手堅く安く:GMOとくとくBB光
月額4,290円・違約金0円・v6プラス標準・Wi-Fiルーター0円レンタルで、いつ解約しても計算が狂いません。全員対象キャッシュバックと最大60,000円の違約金補助で乗り換えコストも下げられます。
ドコモユーザー:ドコモ光×GMOとくとくBB
マンション4,400円に対し、セット割が家族のドコモ回線ごとに最大1,210円/月効くため、対象者は実質でGMO光アクセスより安くなり得ます。
au・UQユーザー:BIGLOBE光
4,378円に最大1,100円/月のセット割(BIGLOBE光電話の申込が条件)と35,000円キャッシュバックが付きます。違約金3,000円は低めですが、契約期間3年は把握しておいてください。
J:COM導入済み物件:J:COM In My Room
オーナーが設備費用を負担している導入済み物件なら、無料または特別料金・配線工事不要で使える場合があり、該当すれば7社の比較より安くなる可能性があります(料金は物件により異なるため公式サイトの物件検索で確認)。
よくある質問(Q&A)
Q. 結局、マンションで一番安い光回線はどれですか?
A. 今回比較した7社では、素の月額はソフトバンク光と楽天ひかりの4,180円ですが、12月の改定予告と条件不明分を除き、違約金0円まで含めた実質ではGMOとくとくBB光(4,290円)が基準です。セット割対象者はキャリアに合わせた回線が逆転することがあります。
Q. 自分のマンションでどの回線が使えるか分かりません。
A. 住所検索・建物設備・管理会社への確認の3つで調べられます。使える回線の調べ方を参照してください。
Q. 安い回線を選んだのに「工事できない」と言われたら?
A. 物件の設備次第で起こり得ます。工事できないマンションの対処法に代替手段をまとめました。
Q. 安さで選ぶと速度が心配です。遅かったら直りますか?
A. 原因が建物の配線方式なら事業者を変えても改善しにくく、混雑が原因なら乗り換えで変わることがあります。遅い原因の切り分けへ。なお本記事の速度に関する記載はすべて技術規格上の最大値(ベストエフォート)で、実際の速度は利用環境により変わります。
契約前に使える回線の確認と工事の流れを押さえておくと、申し込み後のつまずきを避けられます。全社の条件を横並びで見たい人は8社の比較表へ。
